アジュラク染めのフレンチブラウス

¥16,000

在庫切れ

商品コード: BIC48 カテゴリー:

説明

インディゴ染めの木版更紗を使って、さらりと着やすいフレンチスリーブのブラウスを作りました。

生地はインド最西部グジャラート州アジュラクプールの産。
インド各地で作られている木版更紗染めですが、ここグジャラート州カッチ地方で作られている更紗は、特別に「アジュラク」という名前を持っています。パキスタン国境まであとほんのわずかという砂漠のエリア、ムスリムの人々が多く携わるのがこのアジュラク染めの仕事です。以前は幾何学模様が圧倒的多数を占めていましたが、最近は他の産地の柄なども取り入れているようで、この生地もちょっと珍しい部類に入るものだと思います。

藍のブルーにヒナギクのような(?)花が全面に並んでいます。この青の色が独特で、くすみのある青です。工房で大量に見た時は「インディゴって言ってるけど合成だろう」としか思っていなかったのですが、このくすみは合成藍では出ない色のように思います。(もちろんそれすら出せる合成藍があるかもしれませんが)
私が建てる藍もこのようにくすんだ、単純に青とは言えない色が出ることがあり、それは染液の中に混じっている不純物のせいだと経験上知っています。この生地も、植物藍である可能性があると思います。
現場では誰もが植物藍だと言うし、実際植物藍が建っていそうな甕もあるのですが、実際には別のところにある大きな合成藍の甕で染めていることも多く……、なかなか見分けはつかないのが現実です。

いずれにせよ、このくすんだような独特の青が気に入って求めた生地です。画像でうまく表示できればいいのですが。真っ青でもなく、紺色でもなく、鉄が混じったような色味です。

断ち出しの袖ですが比較的長めにとっており、また、ボディ部分が太くなり過ぎないようなカッティングにしています。袖口の部分はこのため見返し始末にしています。よい布なので手をかけて作りました。

身幅 56cm
着丈 58cm
裄丈 41cm(約)

インディゴは光に弱いので、一部分だけが光に当たる状態で長時間放置されますと、その部分だけが退色してしまいます。タンスなどで保管していただけますようお願いします。
また、色落ちの可能性がありますので、最初は別洗いで様子をみてください。

※実店舗・オリジナルサイト、またほかのクラフトマーケットでも同じものを販売しています。このため売り切れの表示が間に合わないことがございますので、ご了承ください。

※ご注文の前に、素材、サイズ、色など、十分にご確認ください
※糸の紡ぎから縫製まで、すべてが農家の軒先等の家内工房での手作業です。このため、マスプロによる工場生産品ほどの完成度を認められない場合もあるかと思います。この点、ご理解ください
※特に手織り布の場合、織り傷、織りムラが生じていることがあります。無視できないものについては避けておりますが、歪み等避けきれないものもありますので、生地の特性としてご承知おきください
※染料の匂い等もある場合があります
※撮影場所や明るさ等、できるだけ実物に近い色を出せるよう努力しておりますが、お客さまのモニターに再現される色と実物とに誤差が生じる場合があります。ご了承ください
※色、素材、その他気になる点がありましたら事前にお問い合わせください
※ 最初は色落ちする可能性がありますので、別洗いで様子を見てください

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