説明
ピンクと赤のふんわりやさしい雰囲気のバティックで、折りたたみ部分のあるスカートを作りました。
バティックはインドネシアのジャワ島、インドラマユという漁村で作られたものです。手描きのバティックは「バティック・トゥリス」と呼ばれ、現地でも版押しやプリントとは別枠で扱われます。当然価格もそれらとは一線を画しています。
インドラマユにはいくつか工房があり、そのうちの3か所を回りました。この作品はそのうちの1軒、カードも使える(!)工房で求めたもの。ピンクの地模様の中に丸い円が描かれ、それぞれの中に模様が描かれています。よく見るとこの円は、それ自体が雲を意味しているのがわかります。雲のバティックはメガムンドゥンと呼ばれ、縁起が良い吉祥紋様です。
ひとつひとつ異なる紋様を描き、また全体の地紋も手描きという、これぞジャワ更紗、という1点の布。この布を贅沢に使って、折りたたみ部分のあるスカートに仕立てています。
折りたたみ部分は着用時には左から右へのたたみです。2枚目の画像をご覧いただくと、右側から左に大きなタックがあるのが見えるかと思います。
インドネシアのバティックは、その大半がサロン、巻きスカートとして着用されるものです。筒に縫ったものをすぽんと着て、ウエスト部分で1度折りたたみ、そこをくるくると丸めて留めるのがサロンの着方。そのスタイルに似せて、大きな折りたたみ部分を入れてみました。
着丈 71cm
ウエスト最大 100cm
実店舗、またほかのクラフトマーケットでも同じものを販売しています。このため売り切れの表示が間に合わないことがございますことをご了承ください。