インド西部のラジャスタン州、カラデラ村の木版更紗で、ゆったりとしたAラインがきれいなブラウスを作りました。
カラデラ村はラジャスタン州の州都ジャイプールから車で小一時間の距離にあります。郊外には工業団地のようなものもある村ですが、カディの工房、木版更紗の工房、木版を作る工房などが点在する素敵な場所でした。
この生地は薄手のインド綿。ローンほど薄くはありませんが、シーチングほどの厚さでしょうか。
グレーの濃淡で地模様を描き、全体に花模様が白抜きされています。華やかさと大人っぽさが同居する生地は、一目で気に入りました。
気に入った生地はたいてい既にハサミが入っていて、たくさんは買えないことが多いのですが、これもやはり数メートルしかなく残念でした。
首周りはボタン空きのないスタイル。広過ぎず狭過ぎず、のラインを作っています。
動きやすさのために袖山を低くすることも多いのですが、こちらは袖山を高めにとってラインをきれいに出し、その分は身幅で動きやすさも補完しています。
パンツにもスカートにも合うオーソドックスな1枚になりました。